幼稚園の年長さんくらいになってくると
「おかね持ってみたい」
「買い物してみたい」
「一人ででかけてみたい」
と、おつかいに行ってみたがる子も多いと思います。
我が家の場合もそうでした。
我が家では、わりとしっかり者の兄を初めておつかいに行かせたのが1年生の頃。
3年生になった今では、もう安心して任せる事ができます。

今回、ほぼママから離れた事のない年長の娘が、にっこにこで戻ってきたはじめてのおつかい体験をご紹介します。
おつかいって必要?
この物騒な時代に、幼な子のおつかいって本当に必要かな、いらないんじゃないかな、とも考えました。
でも、某テレビ番組のようにあまりに小さい頃に遠くまで、たくさん買い物に行かせるのはどうかと思いますが、近くに簡単なものを買いにいく、というミッションは、子供にとって小さくても大切な成功体験になるのではと思います。


かわいいチャレンジを成功させてあげよう
さて、年長の娘の初めてのチャレンジ。
『たまごを買う!』
ちょっとスリリングなミッションをお願いする事にしました。
母である私が気をつけたのはこの5つです。
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1お店の前まで一緒に行く
いつも一緒に買い物に行くスーパーですが、いきなり一人で行かせるのは何かと不安かなと思い、一緒に出向いて「お店の前で待ってるからね」と伝えました。
「たまご売り場、どこかわすれたー」という娘。
「それは自分でなんとかしなはれ」と送り出しました。
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2持たせるのは、500円玉1枚
「これなら、絶対に足りるからね」と、娘には500円玉を1枚渡しておきました。
というのも、昔、息子におつかいに行かせた時、数円足りなくて泣きながら戻ってきた事があったからです。
ぴったりと思って渡すとその時の値段によっては足りない事もありますし、じゃらじゃらお金を持っていくより、大きい500円玉なら安心です。
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3お店が空いている時間に
たまご売り場がわからない娘、お店に入って速攻でお店の人を探していました。

すぐに店員さんが、優しくたまご売り場に案内してくれているのが見えました。

混んでいる時間だと、お店にも他のお客さんにも迷惑になる事もあるでしょうから、チャレンジは空いている時間帯をオススメします。
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4お願いするアイテムは1つ!
初めてのチャレンジは、アイテム1つだけにしました。
まずは小さな成功を手にする事が目的だったからです。

娘、無事にたまごをゲットして意気揚々とレジへ。
レジ1つでも大冒険です。
店員さんは、お釣りをわざわざビニール袋にまとめて娘に渡してくれました。

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5買ってきたものはすぐ使う
「買えたよー!」
と、本当に見た事がないくらいニコニコテカテカ、晴れやかな顔つきで戻ってきた娘。
「よくできたねー!完璧!すごいね!さすがー!」
と、私も嬉しく、大褒めしました。笑
そして、おつかいが本当に役に立ったんだよ、ということを伝えるために、帰って3分、すぐにたまごを使いました。
「これこれ、このたまごだよー!」
「あー、助かったわぁ!」と過剰なくらいに褒めました。
娘も料理の様子を眺めながら、「たまご売り場で、しらないおばちゃんが『割ったらあかんでー』とにこにこしながら言ってくれた」事など、嬉しそうに話してくれました。
娘のおつかい初チャレンジはこんな感じでした。
特に、空いている時間に行くというのは大事だと思います。
「早くもう一回いきたいー!」
「次は他のも買う!」
と、かなり自信につながったようです。
お金をいくら渡せばいいのか簡単な計算が必要なおつかいは、慣れてから徐々にさせていこうと思います。
これから初チャレンジをされる方、親子とも楽しんで初めてのおつかいができるといいですね!