3年前のある日、フト思いました。

我が家はごく普通のマンション住まい。壁も一般的な白いクロス貼り。家具もずっと同じものだし、ちょこっと小物を変えてもお部屋のイメージってそこまで劇的に変わらない...。
なら、時々
壁の色でも変えられたら楽しいだろうなぁ!
と、考えました。
今回は、我が家のお部屋の一部をアクセントクロスにした流れをご紹介します。
まずは妄想。カラーを選ぶ
選ぶといっても、塗りたいと思った時点で大体の色は決まってるんですけどね。笑
いろんな方の施工例をたくさん見て、あれこれ妄想。さらにテンションあがります。
カラーサンプルを当ててみるのが確実なのでしょうが、私はカラーチップが届くのも待ちきれない性格なので(←)、決定したら即注文。
壁なんて何回でも塗りなおせばいいので、失敗しても大丈夫です。笑
色が決まれば、家具の配置や、それに合わせたファブリック類なども一緒に考えるのも楽しい時間。
ペンキを選ぶ。我が家はベンジャミンムーアの塗料
いろいろ調べて、一番良さそうだ、と決めたのが、Benjamin Moore(ベンジャミンムーア)。
3600色から選べます。
いや3600色って!
...と思いますが、意外と感覚ですぐに選べちゃいますよ。
色だけじゃなく、ペンキも数種類ありますが、私が購入したのはAura(オーラ)というシリーズです。

今回で3回目の壁塗りですが、全てこれ。
誰でもムラなく塗れて、臭いもなく、2度塗りで完璧な仕上がりになる、という素晴らしさ!
有害物質を一切含まないとのことで、新生児室にも採用される品質だそうです。

ツヤ感もいろいろありまして、我が家はマットとセミグロスの中間、『エッグシェル』という卵の殻のような優しい質感のペンキを使っています。
2.5m×1.5mくらいの壁で、1クオート(写真の缶)でちょっと余るくらいでした。
こちらのページで、あれこれカラーを試してみることができるので楽しいですよ。
ベンジャミンムーア バーチャルファンデッキ
ペイント用壁紙を貼る
何が大変って、これが一番大変でした。
自分の家なのでクロスにそのまま塗っちゃっても良かったんですが、ちゃんとペイント用の壁紙を貼りました。

WonderPaper(ワンダーペーパー)というペイント専用の壁紙です。
※現在は、ワンダーペーパーHALFという名前で販売されているようです(2019.11現在)

- ペンキがしみこみすぎず、きれいに仕上がる
- 貼ってはがせる糊を使うことで、飽きたら元に戻せる
- 10回程度まで重ね塗りできる
というのがポイントでした。
10回塗りなおせるなら、2年に1回塗り直しても20年楽しめるじゃないか!
っていう単純計算。
(いや、その前にリフォームしたりするんでしょうけど)
ちなみに壁紙張りに使用した糊はこちらのスーパーフレスコイージーという糊です。

規定量の水で溶いて使います。
少し下にご紹介している、壁紙貼りの解説サイトでは、壁紙に糊を塗ってから貼る、という説明ですが、私は表っ側にも糊が付いちゃいそうな気がしたので、壁に糊を塗ってから貼りました。
↓↓↓使った道具はこれ↓↓↓

左から
- 地ベラ(角をきちんと入れたり、カッターでカットする際のガイド)
- 撫でバケ(壁紙を貼った後、しっかり撫でつけて密着させる)
- ローラー(壁紙と壁紙の間や、端っこをコロコロして密着させる)
- 竹ベラ(角や隅っこをぐいっとする←わかりにくい。笑)
- カッター(壁紙をカット)
- スポンジ(余分な糊を拭き取る)
この壁紙を貼ったのは3年前のことなので施工時の写真などは残っていないんですが(すみません(´·ω·`))、糊をムラなく塗ったり、シワや歪みなく貼り付けるのはまぁまぁ大変でした。
夫婦2人がかりで半日仕事。
時間のあるときにチャレンジすることをおすすめします。
でも!
これを乗り切れば、楽しいペイントライフが待っている!
壁紙の貼り方は、こちらに詳しく載ってます
さあ、いよいよ楽しいペンキの時間!
こちらが我が家のダイニング、before写真。

色:ベンジャミンムーア Tangerine Fusion 083
えらいド派手に見えますが、明るくてなかなか家族に好評だったんですよ。
さあ、子供たちが学校や幼稚園から帰る前に急いで作業!
びっくりした顔が見たくて、かあちゃん、がんばっちゃう。
↓↓↓使った道具はこれ↓↓↓

左から
- ペイントローラー(でこぼこの少ない部分や、仕上げ用)
- ペイントローラー(大きい面をざっと塗る用)
- マスカー(養生シートがくっついたマスキングテープ)
- マスキングテープ(ちょっと幅広めが使いやすい)
- 刷毛(端っこを塗る用)
- 新聞(バケツの下に敷いたり、ペンキを拭ったり)
- 一番奥:バケツの中は、余分なペンキを落とすネットが付いています。
step
1マスキングテープを貼る
まずはマスキングテープをぐるり1周貼っていきます。

この作業が一番大事!
丁寧に貼れば貼るほどきれいな仕上がりになるので、天井とか腕がつりそうだけど、ちょっと頑張ります。貼った部分は、竹ベラなどでしっかり押さえつけておきます。
step
2マスカーでさらに養生
これは、マスキングテープに養生シートが合体した、便利なマスカーというアイテム。

マスカーのテープはちょっと弱いので、マスキングテープを貼った上から貼り付けていきます。
貼り終わったら、シートを広げます。

これ、天井にも側面にも、静電気で勝手にしっかり張り付いてくれるので、とっても便利なんですよ。シートを広げる作業、結構好きです。
step
3ペンキを塗る
いよいよペンキ塗り!
臭いの少ないペンキですが、一応窓は開け放っています。(刺激臭ではありません)

今回の色は、Bourbon Street 1257
まずはペンキを攪拌。専用の道具もありますが、割り箸で十分。

ポッキーじゃないですよ。
バケツにドボドボペンキを入れます。こぼれないように缶に取り付ける道具も売ってますが、そんなの無くて大丈夫です。

さあ、塗っていきます!広い面は大きなローラーや小さなローラーを使ってざざっと塗っていきます。
角や縁など、細かい部分は刷毛で。

こちらのペンキは1時間かからずに乾いてくれるのですぐに2度塗りできます。
2度塗りで完璧に前の色は隠れてくれるので、大丈夫!
step
4マスキングを剥がす
ペンキが乾ききる前に、マスキングを剥がしていきます。
乾いていないとあちこち付いたりしますし、乾き切っちゃうと端がパリッとめくれちゃったりしますので、しっとり乾きかけ、の時が一番きれいに仕上がります。
step
5コーキング剤で仕上げ
丁寧にマスキングしたと思っても、ちょっとギザギザした仕上がりになる部分も。
その時は、元のクロスの色に合わせたコーキング剤をキワにすーっと塗っておくと、きれいに仕上がります。

コーキングが乾いたら、完成!一人で作業しているため、いろいろ写真撮れていなくてすみません。
出来上がり!
こんな感じに仕上がりました!
以外と簡単に色遊びできるので、迷っている方、思い切ってやってみることをオススメします!
我が家もまた、飽きた頃に塗り直そうと思います♪
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
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ワンダーペーパーはこちら