【クリスマスのレシピ】おうちでできる!美味しいシュトレンの作り方

クリスマスの手作りシュトーレン

シュトーレン(※正しくはシュトレン)が、パン屋さんなどに並ぶ季節がやってきましたね!クリスマス前に作って、寝かせて、ちょっとずつ楽しむ、ドイツ発祥の美味しいお菓子です。

真っ白なおくるみに包まれたイエスを模して作られたとも言われています。

neco
 バターたっぷりで、かなりハイカロリー!
わかっているんだけど毎年作っちゃう!
aco

お砂糖、バター、スパイス類がたくさん入っており、日持ちもかなりしますので、クリスマス前のちょっとしたプレゼントなどにもオススメのお菓子です。

今回は、ハイカロリーに拍車をかけるマジパン(アーモンドプードルとお砂糖を練ったもの)を入れず、中種も作らない、おうちで作りやすいように私なりにアレンジしたレシピをご紹介します。

材料をそろえるところさえ頑張れば、難しいレシピではありません。

ではいきましょう〜!

材料(長さ18cmくらい 2本分)

 

シュトレンの作り方

※今回の写真は全て2倍量で仕込んだ時のものですので、記載の2本分の分量で作る時の見た目は、こんな多くありませんので、ご安心ください!

 

step
1
フルーツとナッツの準備

フルーツを計量し、ドライフィグ(いちじく)は4等分くらいにカットして、硬いヘタ部分を取り除いておきます

フィグは、小さじ1くらいのラム酒かブランデー(分量外)を振ってラップをし、レンジで1分ほど温めて蒸して冷ましておきます。

シュトーレン用フルーツ

パネトーネと同じく、シュトーレンミックスと、自家製のラムレーズンを合わせています

 

ナッツはアルミホイルに広げ、オーブントースターで軽くローストしておきます。冷めたらアーモンドは半割りに、くるみは適当にパキパキ割っておきましょう。

ローストナッツ

 

step
2
捏ねる

パンケースに、(a)の材料を全て投入します。(牛乳、卵黄は混ぜてから軽く人肌に温めておく、バターは常温に戻しておく)

通常の捏ねモードでスタート!(20分ほど捏ねます)

バターが滑って混ざりきらない場合が多いので、ゴムベラなどでパンケースの中をきれいにしながら捏ねていきます。

手捏ねの場合は、バターを包み込みながら、なめらかなクッキー生地のようになるまで捏ねてください。

 

step
3
フルーツとナッツを投入

シュトーレンの作り方

※写真では、見やすいように一旦取り出しています

ミックスコールが鳴ったら、漬け込みフルーツとナッツを投入します。フルーツの量が多くて混ざりにくいと思いますので、ここでもゴムベラでしっかり手伝いながら混ぜていきます。

 

step
4
一次発酵

捏ねからそのまま一次発酵までホームベーカリーで。

手捏ねの方は、ボウルに入れてラップをして、お部屋の暖かい場所に20分〜30分ほど置いておきます。

 

step
5
成形

一次発酵が終わったらシリコンマットに取り出し、二等分し、成形に入ります。ベンチタイムはとらなくて大丈夫です。

手のひらより少し大きめの長方形に叩いて広げ、少し右寄りに筋をつけて、半分に折りたたみます。

上の方を少し控える感じで、たたみましょう。

シュトーレンの成形

手をチョップの形にして筋をつけます(わかりにくい?...笑)

成形

こんなかんじ♪

 

step
6
二次発酵

天板に並べて、二次発酵をとります。

生地の二次発酵

室温で30分から40分くらい。あまり膨らみませんので、心配しなくても大丈夫!

注意

あまり暖かいところに置くとバターが染み出してきますので、気をつけてください。

 

step
7
焼成

オーブンを180度に設定し、程よい焼き色になるまで40分〜45分焼成します。

焼成中、小さなステンレスボウルに仕上げ用のバターを入れて、オーブンの上に置いて溶かしておきます。

途中で天板の前後を入れ替えてください。

温度や焼き時間は、ご家庭のオーブンによって調整してくださいね!

焼きあがったら、溶かしバターの上澄みの透明な部分を刷毛これでもか!ってくらいたっぷり塗っておきます。

澄ましバターを塗る

このくらいの焼き色!

 

step
8
仕上げ

完全に冷めたら仕上げをします。

通常の粉糖を茶漉しでたっぷりふりかけ、1日おきます。

※コーンスターチ入りの粉糖は口当たりが良くないので、純粉糖か、オリゴ糖入りの粉糖をお勧めします。

側面や底にもたっぷりかけてくださいね!

仕上げのデコレーションシュガー

そして翌日デコレーション用の泣かない粉糖(湿気に強い粉糖です)を全体に振ったら、出来上がり!

 

ラップかOPPシートでぴったりくるんでから、お好みのラッピングをしてくださいね!

今回は、ワックスペーパーラフィアリボンを使いました。

ラッピング

仕上がってから3日〜1週間くらい経った頃からが食べ頃です。

食べきるまで常温で置いておいても大丈夫ですし、心配な方は、ぴったりラップに包んで冷蔵庫に入れ、食べる前に常温に戻して召し上がっても。

スパイスたっぷりでクセになる美味しさです。

今年のクリスマスはぜひ、手作りのシュトレンを楽しんでみてくださいね!

 

-元パティシエのおうち菓子

© 2024 ARECORE : アレコレ